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  • 長い年月をかけ多くの人たちによって受け継がれてきた緑であふれる栗林公園 Ritsurin Garden

    長い年月をかけ多くの人たちによって受け継がれてきた緑であふれる栗林公園 Ritsurin Garden

    香川県高松駅から車で10分ほどの場所にある「栗林公園(Ritsurin Garden)」。高松駅からでている巡回バスで向かいました。栗林公園は江戸時代に100年余りの歳月をかけて完成され 当時の姿を今に残しているという回遊式大名庭園。庭園が一般に公開され始めたのも明治8年と 長い歴史をほこっています。 バス停がある東門から庭園に入ると 最初に目にするのが大きなヒマラヤ杉と商工奨励館。庭園をぐるっと見てまわる際にここが起点となります。 まずは南庭から散策開始。南庭では丁寧に手入れされたいくつもの美しい松をみることができます。案内には約1000本もの手入れ松があるとありました。歩き始めてすぐ商工奨励館の近くにあるのが 器用に曲がった幹に大きく腕をのばした「鶴亀松」。松が舞っている鶴を表し その下の岩組で亀を表しているのだそう。 庭園内にはいくつも池がありましたが 庭園の中心あたりにある北湖は水面に写り込んだ緑が眩しく とても好きな景色でした。 北湖に沿って並ぶ箱の形に装ったというこの箱松は 独特の形に伸びた枝が複雑に絡みあい不思議な趣があります。隙なく手入れされた松の木がこれだけ並ぶと圧巻です。 そういえば祖母から 小さい頃に併設された動物園に遊びにいったことがあるという話を聞きました。動物園なんてあったかな?と思い調べてみると 2004年(平成16年)3月末で完全に閉鎖したとのこと。1907年に開園した前身の県営小動物園から数えると 100年近い歴史に幕を下ろしたことになります。この動物園については 地元の人々に愛されていたんだなとわかる記事がいくつもあり 少し寂しさも感じましたがほっこりしました。 さて散策の続き。見事な松を見ながらすすんだ先 旧日暮亭と呼ばれる茶室の側にある池には 鮮やかな睡蓮の花が咲いていました。 庭園の南端にある小道は 空一面が太陽の光を透かした緑の葉で覆われ こういう景色に包まれていると やはり緑が美しい初夏のこの時期が好きだなと思ってしまいます。 のんびり歩いていると次第に見えてくるのが この庭園の見所の1つにもなっている南湖の淵にたつ「掬月亭」。代々の藩主たちが愛してやまなかったと伝えられているとおり 数寄屋造の建物も美しければ 建物の中からのぞむ景色も最高です。 こちらは掬月亭の池を挟んだ反対側 庭園の中で1番のVeiwスポットだという「飛来峰」からの景色。南湖全体が見渡せ奥の背景は紫雲山の深い緑。その手前には先ほどの掬月亭があり 美しいアーチを描いて架けられた橋は偃月橋です。 さて南庭を一周しひと休みしたら今度は北庭を散策。北庭は南庭にくらべて洋風という感じ。小さな池を覆い尽くす勢いの豊かな緑が美しかったです。北庭には花菖蒲園もあるのですが 開花の時期はもう少し先。 北門に近い場所にある芝生広場の中央にはとても大きな木があり 雲ひとつない青空の下この大きな木の陰でのんびり過ごすなんて最高です。栗林公園は年中無休で開園時間はほぼ日の出から日没までということなので 近くに住んでいたら間違いなく通っている思います。そのくらいとても心地よい場所でした。 栗林公園 Ritsurin Garden  https://www.my-kagawa.jp/ritsuringarden  香川県高松市栗林町1-20-16  1-20-16 Ritsurin-cho, Takamatsu, Kagawa  

  • 東の発心門からはじめる四国八十八ケ所お遍路旅 – 徳島県編 Shikoku Pilgrimage in Tokushima

    東の発心門からはじめる四国八十八ケ所お遍路旅 – 徳島県編 Shikoku Pilgrimage in Tokushima

    いつか巡ろうと思っていた「四国八十八ヶ所霊場」。いわゆるお遍路。四国へは小さい頃から幾度となく訪れており お遍路という言葉も身近なもので 笠をかぶり白衣を着たお遍路さんを目にすることも少なくありませんでした。お遍路へでる目的は人それぞれだと思いますが 諸願成就であれ心の変革であれ 真摯に行えば始める前と達成した後とではきっと何かが変わるはず。 そもそもお遍路とは… お大師さま(弘法大師・空海)の御跡である八十八ヶ所霊場を巡礼すること Source:http://www.88shikokuhenro.jp/ 弘法大師が自身の修行と人々から災難を除くために開いたという四国霊場。この八十八ヶ所の霊場を巡ることにより 煩悩が消え願いが叶うといわれています。巡拝するにあたり心がけたことは 手を合わせて心静かにすること。普段の生活では煩悩だらけですが この時だけは頭の中から様々なことを捨て去ります。といいつつも 地元の食や次の霊場へ向かう道中の景色はしっかり楽しみました。こちらは第7番札所 十楽寺の目の前にあった「極麺あたけ」でいただいた 阿波市の郷土料理だという “たらいうどん”。 太竜寺山の山頂にある第21番札所 太龍寺へはロープウェイにのり 全長2,775mという距離を緑深い山を下に見ながら向かいました。このロープウェイができる前は徒歩でしか訪れることができなかったということなので かなりの難所だったことがわかります。晴れた日には遠くの方まで見渡す絶景が見られるそうですが この日はあいにくの雨模様。濃い霧に覆われた太龍寺は神秘的な雰囲気で それもまたよかったです。 第22番札所 平等寺で購入したのは “なると金時” をつかった焼き菓子で 健康祈願をしたという「食べる御札」。お札を口にするということに一瞬戸惑いますが これを食べたらご利益があるとしか思えません。 お遍路道は「発心の道場(徳島)」「修行の道場(高知)」「菩提の道場(愛媛)」「涅槃の道場(香川)」の4つにわけられており 気がづけば徳島県発心の道場も最後の札所。順に巡っていると次へ次へと逸る気持ちが現れますが その度に気持ちを落ち着かせて今に集中します。そうして次は高知県修行の道場へ。 第1番 竺和山 霊山寺 No.1 Jikuwazan Ryouzen-ji Photographed on 2019-04-29 第2番 日照山 極楽寺 No.2 Nisshozan Gokuraku-ji Photographed on 2019-04-29 第3番 亀光山 金泉寺 No.3 Kikozan Konsen-ji Photographed on 2019-04-29 第4番 黒巌山 大日寺 No.4 Kokuganzan Dainichi-ji Photographed on 2019-04-29 第5番 無尽山 地蔵寺 No.5 Mujinzan Jizo-ji Photographed on 2019-04-29 第6番…

  • 明るく開放的な空間で新鮮野菜とフルーツ盛りだくさんメニューが楽しめるNORTHSHORE

    明るく開放的な空間で新鮮野菜とフルーツ盛りだくさんメニューが楽しめるNORTHSHORE

    徳島市内を流れる川沿いの倉庫街にあるcafe & dining「NORTHSHORE TOKUSHIMA」。最寄り駅のJR牟岐線阿波富田駅からは車で5分ほどの場所。ハワイで朝食を食べたSunny Daysがブランド展開しているお店があるということで行ってきました。 NORTHSHOREは各地に何店舗かあるようですが 徳島店は全体がガラスばりの大きな建物で 中に入ると高い天井まで吹き抜けの広く開放的なお店でした。 カウンターでオーダーと支払いを済ませ 好きな席に座って待ちます。訪れたのがちょうどお昼どきで広い店内はほぼ満席でした。この日のDaily Lunch Plateはすでに売り切れてしまっていたので STOUBUでいただくロコモコとからあげプレートを注文。どちらも新鮮な野菜たっぷりで見た目も鮮やか。デザートにいちごのミニフルーツサンドがついてボリュームも満点。Sunny Daysと同じメニューがいただけるようなので 今度はPancakeを食べにきたいと思います。 NORTHSHORE 徳島店(Tokushima)  http://northshore.jp/  徳島県徳島市万代町5丁目71-4  5-71-4 Bandai-chou, Tokushima-shi, Tokushima  TEL:088-679-8888  

  • 台湾定番の懐かしくてやさしい味を堪能する東京豆花工房 & 東京豆漿生活 Tokyo Mamehana Kobo

    台湾定番の懐かしくてやさしい味を堪能する東京豆花工房 & 東京豆漿生活 Tokyo Mamehana Kobo

    Source:http://tokyomamehana.com/ 台湾伝統豆花専門店として2015年にオープンした「東京豆花工房」。そして東京豆花工房の2号店として2月にプレオープンした台湾式朝ごはん専門店「東京豆漿生活」。友人に連れられて2店舗をはしごしておいしい豆乳をいただいてきました。 東京豆漿生活 最初に向かったのは東京五反田駅から徒歩5分ほどの路地にある「東京豆漿生活」。朝9時ごろにお店に到着したときには すでに店の外まで行列ができていました。 大通りから少し中に入った場所にある懐かしい雰囲気の残るビルの1階。サッシのガラス扉を開けて入った店内は 大きな窓から光が差し込む温かな雰囲気で 入口横には豆漿製造室とかかれた部屋がありました。 こちらでいただけるのは豆乳「豆漿(ドウジャン)」とレジ横にに並んだパン「小吃(シャオチー)」。豆漿はベーシックのほかに黒糖味や胡麻味などもあり 小吃はすでに売り切れたものもあるほどどれも美味しそうで どれにしようか悩みます。テイクアウトもできるので友人はしっかりお持ち帰りしていました。 この日は周りのお客さんの多くが食べていた「鹹豆漿(シェントウジャン)」という お酢の入った調味料を混ぜることによってやわらかく固まった豆乳スープをいただきました。あとは台湾の揚げパン「油条」。鹹豆漿にはもともと油条がトッピングされていますが スープに浸して食べるこの味がやみつきになります。 東京豆花工房 次に向かったのが秋葉原駅や新御茶ノ水駅などいくつかの駅に囲まれた神田の路地にある「東京豆花工房」。メニューは「豆花(トウファ)」のみ。「原味豆花(トッピングなしのプレーン豆花)」と「東京豆花(トッピングありの豆花)」のどちらか。 トッピングありの豆花を選ぶと その日用意されているトッピングの中から好きなものをのせてもらえます。もちろん全部のせも。全部のせも気になったのですが 今回は定番の白玉、タピオカ、白木耳と紫米の4種類を選択。シロップは黒糖と生姜の2種類から選ぶことができ とても優しい甘さなので気づいたらシロップも最後まで食べきっていました。おやつとしていただくのもいいですが 朝食の定番にもしたい感じです。 東京豆花工房 Tokyo Mamehana Kobo  http://tokyomamehana.com/  

  • さくらスイーツで春を先どりしたクッキーと桜めぐり Cookie & Cherry Blossom Event

    さくらスイーツで春を先どりしたクッキーと桜めぐり Cookie & Cherry Blossom Event

    Source:https://www.facebook.com/gokinjyo.myogadani/ 文京区 茗荷谷周辺を会場として開催された「第4回茗荷谷界隈クッキーと桜めぐり」。東京の桜が開花したと発表された直後の日に参加してきました。このイベントは4日間の開催中に参加店をめぐって桜のスタンプを集めるというもの。茗荷谷は現在駅名だけを残していますが かつては茗荷谷町という町があったそうです。茗荷谷の桜の名所播磨坂さくら並木はまだ咲き始めで この日は3月とは思えないほど寒かったこともあってお花見はおあずけ。 お店めぐりの前に播磨坂の中程にある水餃子のお店「spotlight」でランチ。水餃子はノーマルとパクチーの2種類をオーダー。あとはウーロン茶で味付けしたとういう茶玉子と肉いなり。水餃子はしっかり味つけがされているけどやさしい味なのでいくらでも食べられます。 お腹を満たしたらさっそくお店めぐり開始。今回参加しているお店は全部で24店舗。そのうち8割くらいのお店でスタンプを集めて その際いただいたたくさんのクッキーは種類も様々でした。 参加店舗の「ALL DAY HOME」ではプレゼントがテイクアウトドリンクだったので ホットコーヒーをいただきました。冷えきった体に温かいコーヒーが沁みます。 「珈琲焙煎所 氷川下十番地」はブラジル “さくらブルボン” のドリップパックがプレゼントでした。奥の棚には大きな瓶に入れられたコーヒー豆がたくさん並び 向かいの棚にはオーナーの趣味だという車関連の品やアメリカの古いオイル缶などがいくつも並べられてあり 心くすぐられる店内。こちらのオーナーはとてもフレンドリーな方で コーヒーと車が好きな方ならきっと話がはずむと思います。 それからお店の雰囲気がとても素敵だったミルク酵母パン屋の「MAHL ZEIT」。店内に貼られているメニューやポスターの絵が独特の雰囲気で印象的だったのですが レジにたっていたオーナーが旦那さんが描いているのだと教えてくれました。こちらでいただいたプレゼントはお店で焼かれたレーズンパン。 桜のスタンプを集めつつ 参加店舗で見つけた春らしい桜スイーツも購入しました。桜の落雁と桜の花びら型の播磨坂は「三原堂」。大きな桜のクッキーは「KNETEN」。フリーズドライの桜の塩漬けが混ざったホワイトチョコレートは「SUPERFRUTTO」で。 最後は2019年1月にオープンしたとういう「NUTTY’S CAFF」でひとやすみ。フレンチトーストとコーヒーをいただきました。今回の企画でたくさんのCafeを訪れましたが どこも通いたくなるような素敵なお店で 次回この街に来たときはどこに行こうか迷います。 クッキーと桜めぐり Cookie & Cherry Blossom Event  

  • 寒空の下で味わう焼きもち部のおしるこ @ふゆの陶器市 Fuyuno Tokiichi – Handmade Market

    寒空の下で味わう焼きもち部のおしるこ @ふゆの陶器市 Fuyuno Tokiichi – Handmade Market

    Source:http://tezukuri-ichi.jugem.jp/ 今年で4回目を迎えたという雑司が谷で開催される手創り市「ふゆの陶器市」。昨年につづき今年も行って来ました。最寄駅の雑司が谷駅をでるとあるユニークなイラストの案内。まずは案内通り鬼子母神で開催されている手創り市へ寄り道をしてから 陶器市の会場となっている大鳥神社へ。 大鳥神社へ着くとすでに多くの人で賑わっていました。なんとなく何を食べるかということより 誰と何処で食べるかということの方が大事に感じるようになってから 器にもこだわりがでてきて 少しずつお気に入りの器を探すようになりました。この日も素敵な出会いを求めて1つずつ器を見ていきます。 会場の一角に見つけた「やきもち部」の看板。お餅を焼くいい匂いに誘われて迷わず参加。 やきもち部の参加方法はこちら。 1. 好きな作家の器を選ぶ 2. 網でお餅をひとつ自分で焼く 3. 器にお汁粉をそそぎ焼き餅をそっと浮かべる 4. おいしくいただく いくつか並べられた作家さんの作品の中から好きな器を1つ選ぶと さっそくトング片手に自分で食べるお餅を焼きます。スタッフの方にアドバイスいただきこまめにひっくり返していきます。すると綺麗な焼き色がつきお餅もふっくらふくらんできました。器に焼きたてのお餅とおしるこをよそって完成。 このとき選んだのは青い釉薬のグラデーションが美しい浅めの器。やっぱり好みの器にもるとテンションがあがります。おしるこに写り込んだ木の枝がまたなんとも素敵で 気温は低かったけれど綺麗な青空の下で食べるおしるこは いつもより断然おいしかったです。 大鳥神社 Ohtori Shrine  東京都豊島区雑司が谷3-20-14  3-20-14 Zoshigaya, Toshima-ku, Tokyo  

  • ハワイの魅力がつまった朝食で1日をスタートするサニーデイズ Sunny Days

    ハワイの魅力がつまった朝食で1日をスタートするサニーデイズ Sunny Days

    オアフ島 ダイヤモンドヘッドの麓あたりにあるカフェ・ダイニング「サニーデイズ(Sunny Days)」。短いハワイ滞在の最終日 朝食を食べにレンタサイクル「Biki」に乗って行って来ました。Bikiにはいくつかプランがありますが 滞在していたワイキキのホテルからお店までは30分/$3.50のSINGLE RIDEで充分でした。BikiのサイトかアプリでBikiステーションの位置や空き状況も確認できるので ちょっとした移動には便利です。久しぶりの自転車は風が気持ちよくて最高でした。 Source:https://gobiki.org/ Source:https://gobiki.org/ Sunny Days近くのBikiステーションに自転車を返却して お店に到着したのが朝8時すぎ。まだお店が混みはじめる前だったのでのんびり朝食開始。 店内はそんなに広くはないですが開放的であたたかな雰囲気。店内の白い壁に大きくかかれた独特のロゴは一度見たら忘れないです。 この日はスモークサーモンのオープンフェイストーストとベリーベリーパンケーキをオーダーしました。コーヒーは店先でも売られているロゴ入りカップでいただきます。パンケーキは少し多いかなと思いましたが ベリーがさっぱりしていて2人であっというまに完食。お腹も気分も満たされて 最高の1日のはじまりになりました。 サニーデイズ Sunny Days  http://sunnydays-cafe-hanafru.com/  3045 Monsarrat Ave Honolulu Hawaii  

  • レトロでパステルカラーの建物が可愛い穏やかな街ワイルク Wailuku

    レトロでパステルカラーの建物が可愛い穏やかな街ワイルク Wailuku

    マウイ島の政治経済の中心地という「ワイルク(Wailuku)」地区。ラハイナから戻るバスを途中で降りて 帰りの飛行機の時間まであたりを少し散策。ここからカフルイ空港までは車で15分程と近いので フライトまでの時間を過ごすのにちょうどいいと思います。 バスを降りたのは「アフマヌ教会(Kaʻahumanu Church)」前のバス停。アフマヌ教会の現在の建物は1876年に建てられたもので マウイで一番古いキリスト教会だそう。広い芝の敷地の中に白く伸びた高い尖塔が特徴的です。 アフマヌ教会の道路を挟んだ向かいに建っていたのは「オールドワイルク裁判所(Old Wailuku Courthouse)」。裁判所と聞いて想像していたものより小さくて可愛い建物でした。 休館日だけど建物だけでも見ようと近くにあるミュージアムに向かって通りを歩いていたとき どこからか歌が聞こえてきて 惹き寄せられるように歩いていった先にあったのが「イアオ・ユナイテッド教会(Iao United Church of Christ)」。 教会の中をのぞいてみるとちょうど日曜礼拝(Sunday Worship)の最中だったらしく 男性が1人歌をうたっているところでした。小さな子どもたちは後ろの方で遊んでいてとても和やかな雰囲気。入り口近くのいすに座りこっそり参加。男性の歌が終わるとしばらくの間牧師さんの話があり その後は男性が弾くギターにあわせてみんなが歌い 男性と女性のとても美しいハーモニー。思いがけず素敵な歌を聴くことができて1人で感動していました。 礼拝の後 声をかけてくれた女性や牧師さんと少し話をすることができたので 歌が最高だったと伝えると “毎週日曜日に歌っているからね” と。牧師さんの渋くて優しい声も素敵でほっこり。みんなが談笑をしている中 最後に教会の中をゆっくり見せていただきました。 礼拝中 牧師さんが立つ講壇にかけてあった布が和柄に見えたので少し気になっていたのですが なんと祭壇には仏壇でよく見る “おりん” が置かれていました。教会の歴史が記載されたレターには 1895年に「ワイルク日本人キリスト教会(Wailuku Japanese Christian Church)」として設立されたとあり 日本人と縁のある教会だったようです。 In 1895, the Wailuku Japanese Christian Church was founded as a ministry to Japanese immigrants working as sugar laborers. A year later, a plantation house that was acquired served as the first sanctuary.…

  • どこか懐かしい雰囲気の残る旧都の港町ラハイナ Lahaina on the Island of Maui

    どこか懐かしい雰囲気の残る旧都の港町ラハイナ Lahaina on the Island of Maui

    マウイ島の西側に位置する「ラハイナ(Lahaina)」。マウイバス(Maui Bus)で主な路線の発着地となっているクイーン・カアフマヌ・センター(Queen Ka’ahumanu Center)から1時間ほどかけて到着。ラハイナまでは海沿いの道を通るのでとても景色がよかったです。ラハイナに到着するとさっそく街の中心になっているフロント・ストリートへ。 歴史を感じさせる風情のある建物がたち並んでいて 通りの向かいを占める大きく幹を伸ばし木陰をつくるバニヤンツリー(Banyan Tree)がいい雰囲気。 ちょうどお昼どきに到着したので 街歩きの前に通りの端にあった「パイア・フィッシュ・マーケット(Paia Fish Market Front Street)」というお店でランチをとることに。オーダーしたのはメインの魚と調理方法を選べるFresh Catch Plate。メニューを見ても何の魚かわからないものばかりだったので お店の人おすすめの Opah の Sauteed を注文しました。あとで調べてみると Opah とはアカマンボウのことで ガーリックと添えられたタルタルソースとの相性ばっちりでおいしかったです。 お腹がいっぱいになったところで街歩き開始。かつてハワイ王国の首都だったというラハイナ。捕鯨船の重要な寄港地として栄えたそうで その時代の港町の面影を残したオールドハワイの雰囲気にふれることができます。 カラフルだけど落ち着いた色合いの建物に ちょっとした装飾や看板のデザインが可愛い。木の少し褪せた感じもたまらない。こちらは1901年にオープンしたとういう木造のホテルで 1階はレストランになっていました。 途中にあった海に面した歩道は 空が広くてとても気持ちがよかったです。よく見ると海側に設置された手すりも 車道とを隔てるポールも木製。この景色に似合っています。大きな木の影にベンチを見つけたので 休憩しつつ少しの間この眺めを楽しみました。 そのままフロント・ストリートを南へ歩いていくと 人通りが少なくなったあたりの海壁にチェスボードを発見。ここなら波の音を聴きつつ 日光浴をしながらチェスを楽しむことができますね。 さらにその先で見つけたのは なんだか願いを叶えてくれそうな気がするハートの形をした大きな石。 海を眼前にして建っていたのは 南国の植物がよくあう「ラハイナ・ユナイテッド・メソジスト教会(Lahaina United Methodist Church)」。 観光客で賑わうフロント・ストリートから離れ 少し山側へ入った辺りの通りも散策。住宅の間に樹々が茂り 濃茶の電信柱がいい味をだしていてとても長閑。このあたりに点在する教会や寺院に寄り道しながら メイン通りとはまた違う雰囲気を楽しみました。 この日はラハイナよりさらに南にあるカアナパリ(Kaanapali)というところにホテルをとっていたので 散策の後この日3度目となるバス移動でホテルに向かいました。ホテルの部屋で一息ついて目の前にある砂浜に行くと ちょうど日が暮れ始めた頃で最高の時間帯。ここからは近くにある2つの島が水平線上によく見えるのですが その島の陰に太陽が沈んでいく様子はずっと見ていられるほど美しかったです。日常の生活に戻れるか不安になるくらい 穏やかで贅沢な時間を過ごすことができました。 ラハイナ Lahaina  

  • ローカルマーケットで地元の愛され品を探すマウイ・スワップ・ミート Maui Swap Meet

    ローカルマーケットで地元の愛され品を探すマウイ・スワップ・ミート Maui Swap Meet

    ハワイ諸島の中で2番目に大きな島「マウイ島(Island of Maui)」。日本からの直行便はなく ホノルル国際空港から国内便で40分程の場所にあります。今回マウイ島内での移動にはマウイバス(Maui Bus)を利用しました。主な観光地をカバーしていて 1回の乗車は$2.00で1日乗車券(DAILY PASS)は$4.00。1日の運行数が少ない路線もあったり目的地までノンストップというわけにはいかないので 時間は少しかかりますがお得に移動ができます。 Source:https://www.mauicounty.gov/ マウイ島のカフルイ空港に午前9時ごろ到着すると 空港前にあるバス停(Kahului Airport Pick-Up Zone #3)からバスに乗って まずは主な路線の発着地となっているクイーン・カアフマヌ・センター(Queen Ka’ahumanu Center)へ向かいます。そこから毎週土曜の朝に開催されているというマーケット「マウイ・スワップ・ミート(Maui Swap Meet)」へ。 こちらのマーケットは朝7時から開催しているということで 会場に到着したころはたくさんの人で賑わっていました。会場の入り口で入場料50¢を支払い 可愛いチケットをもらってさっそく会場内へ。 広い会場には様々なお店が並んでおり順に見て回ることに。入り口付近で見かけたのはヤシの実ジュースのお店。まずはヤシの実の上部をカットしてジュースを味わいます。ジュースを飲み終わると豪快にカットして 中の身を食べられる状態にしてくれます。 食品や雑貨 衣類などを販売するお店が並ぶ中 面白いなと思ったのがこちらのお店。様々な車のナンバープレートを文字や数字 モチーフごとにカットして それらの中から好きなものをセレクトしてオリジナルの看板を作るというもの。プレートを選ぶとその場で木の板に打ち付けて完成してもらえるみたいでした。 クリスマスが近いということもあり 貝殻で作られたクリスマスのオーナメントなんかも売られていました。 ウクレレを売るお店では 店主がウクレレを弾きながら接客中。 フレッシュジュースや軽食を販売している屋台なんかもあったので 買い物をしつつ朝食やブランチというのもよさそうです。 マウイ・スワップ・ミート Maui Swap Meet  http://www.mauiexposition.com/MAUISWAPMEET.html  310 W Kaahumanu Ave, Kahului, HI 96732  

  • 青空を背景に迫力ある作品を楽しむカカアコウォールアート Murals @Kaka’ako

    青空を背景に迫力ある作品を楽しむカカアコウォールアート Murals @Kaka’ako

    ハワイ州オアフ島 ダウンタウンとアラ・モアナの間に位置する「カカアコ(Kaka’ako)」地区。ウォールアート(Mural)がたくさん見られるということで行って来ました。バスケットコートのある公園を中心に点在するアート。少し歩けばすぐにいくつもの作品を見つけることができました。 日差しが強いので途中で休憩しながらのんびり散策。 駐車場にたてたテントでコーヒーを売っていた鮮やかなペイントのある建物は コーヒー豆を焙煎販売しているお店。ファーマーズマーケットなどで出店していないときだけ こちらで購入することができるのだそう。辺りはコーヒーのとてもいい香り。 アートに囲まれた場所にあるので これもアート?と思ってしまう可愛い標識。 今は観光スポットとなっていますが この辺りはもともと倉庫が並ぶ商業エリアで観光客が訪れるような場所ではなかったそうです。2011年からスタートした「POW! WOW!」と呼ばれるプロジェクトによって これだけのアート溢れる街になったとのだとか。POW! WOW! HAWAIIには地元だけではなく世界中からアーティストが参加しており 様々なジャンルの迫力ある作品を見ることができます。 公園横にとまっていたトラックまでアートが溢れてる。 交差点で見つけた迫力ある作品。風雨にさらされてか ペイントが少し掠れて壁の質感があらわれた感じもまたいいです。 キャンバスのサイズも形も様々 絵のタッチも雰囲気もそれぞれ。日常にまぎれた感じが好きで 旅先でウォールアートを探すのが街歩きの楽しみの1つになっています。1年に1度開催されるPOW! WOW!イベントでほとんどの作品が塗り替えられてしまうとのことなので 次回ここを訪れたときにはまた新しいアートとであえるはず。 カカアコ Kakaʻako  

  • 明治時代から発券されていた硬券切符を片手にてくてくきっぷ旅 Tekuteku Kippu

    明治時代から発券されていた硬券切符を片手にてくてくきっぷ旅 Tekuteku Kippu

    Source:http://tekutekukippu.com/ 東京駅周辺エリアと日本橋エリアをめぐりながら記念レプリカきっぷ(硬券)を集める「てくてくきっぷ旅」。今回で5回目の開催だそうで 記念レプリカきっぷと硬券フォルダーのデザインが素敵だったのでさっそく参加してきました。配布スポットならどこでも手に入るマップを片手にお散歩開始。 Source:http://tekutekukippu.com/ 東京駅周辺エリアは東京駅からスタート。東京駅を利用するときはいつも八重洲口側ばかりだったので 丸の内口側をこんなにじっくり散策したのはこの日が初めてでした。ひらけた駅前広場はたくさんの人で賑わっていて どこから見ても美しい丸の内駅舎はついつい見惚れてしまいます。 長い間失われていた八角形の特徴的な屋根をもつ丸の内駅舎のドーム部は 2012年に復元されたもので 美しくて足早に通り過ぎるだけではもったいです。Tokyo Station City のサイトで公開されている”東京駅丸の内駅舎保存・復原“までのみちのりを見ると魅力倍増。 丸の内駅舎で長い寄り道のあと きっぷ旅を再開。たいていの配布スポットには昔の駅の看板を模した案内板がたっていたのですぐに見つけることができました。 手に入れたきっぷは こちらも無料で配布している硬券フォルダーにセットしていきます。スタンプラリーもそうですが こうして少しずつ台紙が埋まっていく感じがたまらない。きっぷを全部集めて抽選会場で最後にスタンプを押して完了。 さて今回の企画で集めた記念レプリカきっぷ(硬券)は全部で10枚。実際に使用されていた硬券と同じように作られたそうです。ところで「硬券」とは… 硬券は鉄道会社の乗車券のスタンダードとして、日本の明治の鉄道創業期より使用されていた、厚紙で出来た切符の事です。ボール紙で出来た材質の切符で、0.7ミリ程の厚紙の切符です。現在の自動券売機で発行する切符とは厚みが全く違い、自動改札機に通す事は出来ません。厚紙で硬い券ですので硬券と呼ばれております。 Source:http://www.ticket-print.co.jp/ デザインも凝っていて 東京エリアで集めたきっぷは”東京ゆき” 日本橋エリアで集めたきっぷは”日本橋ゆき”とあり 左端に押された日付は各施設の開業日になっていました。これは鉄道ファンでなくても集めたくなります。 配布スポットを巡るだけなら 全箇所まわっても徒歩で1時間もかからない距離。ですが期間中は様々な催し物をしていたり お店に寄り道をしながら歩いているとあっと言うまに時間がたってしまいました。企画冊子に紹介されていた和菓子が気になって 散歩の途中で寄り道して購入。今回も新しい出会いがある楽しいさんぽ旅になりました。 ・おいしいおえかき 秋の色/越乃雪本舗大和屋 ・かわいいパン屋さん/清月堂本店 ・まるかぼちゃ/岡三英堂 てくてくきっぷ旅  http://tekutekukippu.com/