キューバ トリニダー 街の中心にあるマヨール広場から1ブロック先にある『革命博物館(Museo Nacional de la Lucha Contra Bandidos)』。建物自体は修道院だったもので 低い建物が多いこの街では 遠くからでもよく見える背の高い鐘塔は街のシンボルのようになっています。建物に入ると中庭を囲むようにアーチが美しい柱がならんだ廊下があり この廊下を通って展示室になっている各部屋へ移動します。
日差しが差し込む明るい展示室では 革命軍の遺品などを写真とともに見ることができます。
他の革命博物館と違うのは 敵対する相手に関連するものが多く展示されていること。こちらは部屋の中央にどんと展示されていた 革命軍が撃ち落としたというアメリカ軍の航空機の一部。
間近で見ると無数の銃弾を受けた跡や傷があり激しさがよくわかります。
中庭は革命博物館ということを忘れてしまいそうなほど素敵な空間。
中庭にあったアメリカ軍が使用していたという輸送トラックと 先端に銃が取り付けられたボート。ボートの横には低い階段が設置してあるので 上から覗けるようになっています。小学生くらいの男の子が熱心に中を覗いていました。
屋上にもいけるということでこちらの階段から。
建物の屋上を中庭を中心に1周歩いてみる。日差しが強いけどすごい開放感。
味のある窓。
街には高い建物が少ないので遠くまで広がるオレンジ色の瓦屋根の街並みがよく見渡せます。嘘みたいに穏やかな風景。
反対側の通り。鮮やかな赤い花がオレンジの街によく似合います。街を眺めながら この後はあっちに歩いみようと予定をたてる幸せな時間。