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謎の滅亡を遂げたメキシコ最大の宗教都市国家 テオティワカン Teotihuacan
メキシコ・シティの北方面バスターミナルから バスで1時間程の場所にある『テオティワカン(Teotihuacan)』。テオティワカンとは「神々の都市」という意味で メキシコ最大の宗教都市国家だそうです。 テオティワカン行きのバスは遺跡が終点ではないので 降りる際は乗り過ごさないように注意が必要です。遺跡は広く3つのバス停があり 今回はゆっくり端から回る予定だったので 最初のバス停1(Puerta1)で降りました。ちなみにメインのピラミッドに近いバス停はPuerta2か3です。バスを降りると入り口で入場チケットを買って中へ。 Puerta1で降りるとまず博物館があり そこを過ぎると目の前に広がるのが城壁に囲まれた広い芝生。遠くに小さくピラミッドが見え とにかくその広さに圧倒されます。 城壁に囲まれ 城塞の後ろに隠れるようにあるのが『ケツァルコアトルの神殿(Templo de Quezalcoatl)』。ピラミッド型で正面に階段があり 壇の側面には神々の像が並んでいます。ライオンのように見えるのは「羽毛の蛇」で 水と農耕の神だそうです。この神殿からは発掘調査で生贄とされた100体以上の人骨が見つかったのだとか…。こういった場所にくると 当時の人々の生活を想像せずにはいられません。 ここから北に位置する「月のピラミッド」まで まっすぐ続く大通りを歩いていきます。右に見えるのがこの遺跡最大の建造物「太陽のピラミッド」。この道を中心に左右にたくさんの建造物が残っています。 こちらは低い階段をのぼった先に壁で区切られたいくつもの部屋があるので おそらく住宅でしょうか。テオティワカンでは 階級や職業ごとにそれぞれの地区で暮らしていたとされています。 特徴的だったのは積まれた石のデザイン。大きな石を点線で囲うように小さな石が並べられています。これはほとんどの建物で見られました。遠くから見る印象と違いとても色鮮やかです。 途中地下と思える場所もありました。そこには神の彫像らしきものも。 それから水路。当時すでに下水道も整備されていたのだとか。高い数学、天文学の知識を操り これだけの建造物を造り上げたのであれば 下水道があったとしても驚きません。 そしてずっと見えていたのに広くてなかなか辿りつかなかった「太陽の広場」と「太陽のピラミッド(Piramide del Sol)」へ到着。このテオティワカン最大の建造物は高さ65mで 世界で3番目の大きさだそうです。またこの巨大なピラミッドは 中にある古いピラミッドを覆うように造られている重層構造になっているのだとか。ここまでくるとやはりすごい迫力。 正面にある階段をのぼって頂上へ。手すりにつかまりながら登らなくてはならないほどの急勾配です。 頂上は岩がごつごつとした少し緩やかな山になっていて 眺めが最高でした。ここから見渡せるずっと遠くの方まで低い緑の林が続いて 当時の人たちも同じような景色をみていたのかな なんて考えてしまいました。 こちらは太陽のピラミッドの頂上からみた月のミラミッド。月のピラミッドに向かって まっすぐ道がのびていることがよくわかります。神話ではアステカの神々が犠牲となって太陽と月を創り出し 太陽になる修行のためにこのピラミッドが建てられたとされています。そんなピラミッドの上に立っているなんて 本当に不思議な気分です。 それから遺跡の中心をまっすぐ通っている「死者の道(La Calle de los Muertos)」を歩いて 死者の道の北端にある「月のピラミッド(Piramide de la Luna)」へ。太陽のピラミッドより少し小さく高さ42m。しかし重要度は月のピラミッドの方が高く 大きな宗教儀礼はここを中心に行われていたと推定されています。 月のピラミッドへ到着すると また急な階段を上って頂上へ。正面のひらけた場所は「月の広場」。死者の道や月の広場を囲うように並んでいる祭壇がよく見え 遺跡を一望するにはここからが一番いい眺めかもしれません。 最後に月の広場近くにある宮殿へ。少し上から見ると細かく仕切られている様子がよくわかります。 宮殿は半地下になっていて 屋内にある壁画が色鮮やかに残っていました。 文字が残されておらず ここにはまだ解明されていない謎がたくさん。謎があるということがまた何かわくわくさせ 想像が全く追いつかない魅力的な場所でした。 テオティワカン Teotihuacan
今は定番メニューのシーザーサラダ発祥の店シーザース Caesar’s Restaurant
メキシコ ティファナ シーザースホテルにある『シーザースレストラン(Caesar’s Restaurant)』。レボルシオン通り(Av.Revolucion)沿いに建っています。シーザースという名前からもわかりますが シーザーサラダ発祥のレストランで 1924年にありあわせの材料で作られたのが始まりだそうです。 レストランの壁には 昔のシーザースとレボルシオン通りが描かれた大きな絵が飾られています。ドレスアップしたお客さんでいっぱいのレストランに 通りにはおしゃれな車が並んでいます。この絵と変わらず お店の床は白と黒の市松模様でした。 テラス席からは目の前のレボルシオン通りがよく見えます。 メニューはアパタイザーからメイン料理までたくさん。もちろんシーザーサラダは外せません。しかもシーザーサラダを注文すると 材料を乗せたワゴンで席までやってきて眼の前で作ってくれます。 レストランのサイトにはオリジナルレシピも紹介されていました。 Source:http://caesarstijuana.com/ 作り方はまず木製のボウルに アンチョビ、ガーリック、ウスターソース、ブラックペッパーなどの調味料とライムを絞り入れます。 そこに卵黄をいれるのですが スプーンとフォークを使い器用に割り入れていました。それらをよくかき混ぜます。そしてオリーブオイルを追加しながら混ぜ パルメザンチーズを加えてドレッシングのできあがり。 最後にカットしないままのロメインレタスにドレッシングを絡めて クルトンというかバケットとパルメザンチーズを乗せて完成。 日本で食べるシーザーサラダと違って 野菜はロメインレタスだけでとてもシンプル。でも濃厚でとてもおいしかったです。オリジナルのシーザーサラダを食べてみたいけど さすがにメキシコは遠くて食べに行けないという人は ぜひレシピを頼りに作ってみてください。 シーザース Caesar’s Restaurant http://caesarstijuana.com/ Revolución avenue between 4th and 5th street. Tijuana, México. CP 22000
アメリカから手続き不要でいけるメキシコ国境の街 ティファナ Tijuana
メキシコ 国境の街『ティファナ(Tijuana)』。アメリカ サンディエゴから歩いて入りました。サンディエゴへはロングビーチからグレイハウンド(Greyhound)のバスで3時間程。ロサンゼルスからだと3.5時間程度。ティファナは72時間以内の滞在であればアメリカからは入国手続き不要で行けるので 日帰りの買い物へ行く人も多いようです。 今回はサンディエゴ最南端の街で 国境に一番近い「サン・イーサイドロ(San Ysidro)」でバスを降りました。バス停をでるとトローリーの最終駅が目の前にあり この辺りは天気のせいもあるかもしれませんが なんとなく以前訪れたサンディエゴのダウンタウンとは全く違う雰囲気でした。 駅前ですぐにメキシコへの案内板を見つけることができたので さっそくそちらへ向かって歩いていきます。 この道の先が国境ゲート。逆行不可の回転扉の向こうはメキシコです。日本に住んでいると歩いて国境を渡る事はけっこう大事な気がしますが みんな軽装でスイスイ歩いていきます。ティファナからサンディエゴへ通学・通勤している人もいるらしいので この辺りの人にとっては越境なんて日常なんでしょうね。 今回はメキシコ滞在が長いので 回転扉の向こうにあるイミグレーションで入国手続きをしました。簡単な入出国カードにその場で記入して入国税を払うだけなので ほとんど待つことなくあっさり終了。回転扉をくぐってから20分程でティファナの街へ。 メキシコに入ってまず目にしたのが アメリカへの入国を待つ車の長い列。メキシコへの入国は簡単ですが アメリカへの入国はいくつかチェックがあり 2〜4時間くらいは平気で並ばなくてはいけないのだとか。特に徒歩で長時間待つのはかなり大変そうです。 この長い行列を横目に街の方へ向かうと すごい量のタクシーが客待ちしていました。目的のメイン通りまでは歩いていける距離だったので タクシーには乗らずそのまま徒歩で向かいます。他にあまり歩いている人がおらず ところどころ路上でお店を開いている人がいて 道に迷っていると親切に教えてくれました。 15分程歩くと観光の目印「ティファナアーチ(Tijuana Arch)」へ到着。やはりこの辺りまでくるとたくさんの観光客を見かけます。 そしてホテルやお店が建ち並ぶ「レボルシオン通り(Av.Revolucion)」を散歩。 メイン通りから少し横道に入ると荒廃した感じの建物なんかも多くみられましたが それも含めてこの街の色なので その雰囲気を楽めるといいと思います。 ティファナ Tijuana
ロングビーチの街を一望できるヒルトップパーク Hilltop Park @Signal Hill
ロングビーチ シグナルヒル(Signal Hill)の丘の上にある『ヒルトップパーク(Hilltop Park)』。バスの最寄り駅は Cherry & Burnett NE で そこから歩いて10分程の場所にあります。 Cherry Ave.から高級住宅街への入り口がある Skyline Drと名前のついたカーブした坂道を登って行きます。ここからでもかなり見晴らしが良いです。 シグナルヒルは1921年に石油が発見され「Oil Town」と呼ばれていたそうで 当時の写真がこちら。街のいたるところに石油を採掘する為の鉄塔が建っているのがわかります。公園の端にもPumpjuckと呼ばれるオイルポンプが残されていました。 Source:http://photography.nationalgeographic.com/ 坂を登りきると芝生が美しい公園に到着。芝生の木陰で寝転んでいる人も結構いて 最頂部の広場を中心にぐるっとまわれる散歩道なんかもありました。 最頂部は中央に背の高いオブジェがあり それ以外は視界を遮るものがないのですごい開放感!外に向かってベンチと望遠鏡が設置してあり 最高の見晴らしです。 ここからは遠くの港に並ぶクレーンや 反対側にあるロングビーチ空港なんかもよく見えました。 この日出会った 眼下に広がる街をバックにウェディングフォトを撮っている人たち。幸せ満載でした。 ヒルトップパーク Hilltop Park 2351 Dawson Ave, Signal Hill, CA 90755
海を望む最高の景色の中でアートを楽しむ ロングビーチ美術館 Long Beach Museum of Art
ロングビーチ 海が望める Ocean Blvd に建つ『ロングビーチ美術館(Long Beach Museum of Art)』。ダウンタウンからはバスで10分程の場所にあります。 赤レンガでできた趣のあるこの建物は 元はアートコレクターでもあった エリザベス・ミルバンク・アンダーソン(Elizabeth Milbank Anderson)の家として建てられたものだそうです。 中に入って最初に出会ったのが この「Massimals」という作品。実はよく見ると1体1体構造が異なっていておもしろい。 そしてその先にあった壁に描かれた大きな作品。旅先でよくウォールアートを見に行きますが 美術館の中で見たのは初めてです。 訪れた時はスプレーペインティングの作品が中心に飾られていました。 ここはそんなに広いスペースがあるわけではないので作品数は限られていますが フラッと訪れるのにはちょうど良いと思います。 美術館をでると隣にあるレストラン「Claire’s」と美術館の間にある中庭で ちょうどウェディングパーティーが始まるところで このあたり一帯が幸せな雰囲気に包まれていました。 ロングビーチ美術館 Long Beach Museum of Art http://lbma.org/ 2300 East Ocean Boulevard, Long Beach, CA 90803 (562) 439-2119 Open: Thursday – Sunday
地元の人がのんびり過ごす 静かで穏やかなシールビーチ Seal Beach
ロングビーチの隣にある『シールビーチ(Seal Beach)』。もう少し南下すると サーフィンで有名な「ハンティントン ビーチ(Huntington Beach)」があります。ロングビーチからは ネイプルズ(Naples)を通って たくさんのボートが係留されているラマイトス湾(Almaitos Bay)を超えたところにあります。 湾にかかる橋をわたるとTRADER JOE’Sやレストラン、いくつかのショップが集まったマーケットプレイスがあります。その先写真の奥に並んでいる大きな煙突のある工場のような建物は「ヘインズ発電所(LADWP Haynes Generation Station)」。工場好きの人にはたまらない場所かもしれません。 マーケットプレイスを過ぎるとビーチはすぐです。ビーチ沿いの街は可愛らしい家が並んだ 静かな住宅街といった感じ。ビーチに着くとカイトサーフィンの凧がたくさん舞っていました。ここは観光地という感じではなく地元の人がのんびり午後を過ごしていて 穏やかな雰囲気が流れていました。 それからシールビーチの木製のピアは このあたりでは一番長いそうです。 ピアに立ってみると先が見えないくらい。沖の方にも船や小さなカイトがいくつも見えて 毎日こんなところを散歩できたら素敵です。 シールビーチ Seal Beach
運河のとおる穏やかで優雅な夢の島 ネイプルズ島 Naples Island
ロングビーチ ダウンタウンから海岸沿いの道をまっすぐ東にいったところにある『ネイプルズ島(Naples Island)』。バスだと121番線で30分弱。人口の湾の中につくられた島です。 島には丸く運河が通っていて これは運河にかかる橋とともにベネチアに似せて造られたそうです。島の名前がイタリアの都市名「ナポリ(Naple)」となっていることからも イタリアをモチーフにしている事がわかります。建物自体はベネチアに似せて造られた訳ではなさそうですが どの家もとてもおしゃれ。 最初に向かった運河の中心(島の中心)は 運河と同様丸い公園になっていて 海の生き物をモチーフにした装飾が施された大きな噴水がありました。 噴水のまわりは青々とした芝生で 大きな木もあって見晴らしもよく 落ち着いたとても良い雰囲気。 庭に植えられた木や花は綺麗に手入れされていて 道にゴミなんてもちろん落ちていないし 少し歩いてみるだけで街の隅々にまで手入れが行き届いていることがわかります。 それからコロネード・カナル(Colonnade Canal)という公園から海へまっすぐ続く道を通って 海が見渡せる場所へ。 海辺に建っている家はどの家にも立派なボートがあって 湾の中なので波もなくとても穏やか。そしてとにかくどこを見ても最高の景色! この島は建設当時「南カリフォルニアのドリームランド」と呼ばれていたそうなのですが まさにその通りだなと思える街です。道につけられた名前まで夢がありました「トレジャーアイランド(Treasure Island)」。他にもイタリアにちなんだ名前が付けられていて「ナポリタン・レーン(Neapolitan Ln)」や「ベネチア・ドライブ(Venetia Dr)」「ジェノバ・ウォーク(Geneva Walk)」という道もありました。 島の中を散策した後は 近くで「Hydrobike」と呼ばれる水上自転車をレンタルして 水上からもネイプルズ島を見てみることにしました。 ベネチアに似せて造られたという運河と橋も 水上から見るとこんな感じ。運河に沿って家が建てられ それぞれの家の庭から直接係留されたボートやゴンドラに乗れるようになっています。 途中パドルボートを楽しんでいる少年とすれ違いました。隣を泳いでいた犬が少年のボートに乗る様子はまるで映画みたいで ますます夢の島を実感しました。 ネイプルズ Naples
スマートで便利だったスターバックスのワイヤレス充電器 Wireless Charging @Starbucks
ロングビーチ Broadway と Magnolia Ave の交差点にあるスターバックス。友人との待ち合わせで立ち寄りました。席に座って気づいたのがこれ。2014年から導入された スマートフォン用のワイヤレス充電器だそうです。 National Rollout of Wireless Charging, by Duracell Powermat, Begins in Starbucks Stores https://news.starbucks.com/news/national-rollout-of-wireless-charging-by-duracell-powermat-begins-in-starbu 『Powermat』といって テーブルに埋め込まれています。Powermatの規格に対応している端末であれば このPowermat Spotの上に置くだけで充電できるみたいです。なので充電中も ただテーブルにスマートフォンを置いているだけのように見えます。 ちなみにiPhoneは対応していないのですが「Ring」と呼ばれるアダプターを使用すれば充電できます。 Source:http://store.powermat.com/ Starbucksには3種類のRingが用意されていたので どのタイプのiPhoneでも対応可能になっていました。 充電器自体も埋め込み式で しかも置くだけ充電でとてもおしゃれ。アジアの店舗にも試験導入予定ということなので 日本のお店にも今後設置されるのでしょうか。 https://www.youtube.com/watch?v=nKTen2jh40g スターバックス Starbucks – Broadway & Magnolia http://www.starbucks.com/ 800, 421 West Broadway, Long Beach, CA 90802 562-495-9527
大人も子どもも何度でも訪れたくなるパシフィック水族館 Aquarium of the Pacific
ロングビーチ レインボーハーバーの近くにある『パシフィック水族館(Aquarium of the Pacific)』。ダウンタウンから無料のシャトルバス「Pasport」で5分程の場所にあり 水族館の目の前がバス停になっています。 チケットを買って中に入るとまず目に入るのが 天井から吊り下げられている巨大なクジラのオブジェ。実物大のクジラらしいのですがすごい迫力。ちなみに親子で 子どもクジラが隣に並んで泳いでいます。 水族館はとても広いので 館内マップで行きたい場所を確認しながらまわるのがよいと思います。また館内9ヶ所で1日に何度かShowをやっているので そちらのタイムスケジュールもチェックしておくといいかなと思います。 Source:http://www.aquariumofpacific.org/ まずはお馴染みの魚たち。 それからやっぱりはずせない魅惑的なクラゲたち。 水槽の前で行われるShowには たくさんの人が集まって盛り上がっていました。これは少年たちが持っている太陽と月のパネルのうち 指定された方にアザラシがタッチするというもの。見事全問正解!ごはんを食べる姿が見られるのもShowの楽しみの1つです。 こちらの水族館では子どもたちの教育や自然保全にとても力をいれているようで 冒険ツアーや講演など様々なイベントが企画されていています。事前の申し込みが必要ですが 子どもだけでなく大人も楽しめるイベントなんかもありました。 それから実際に生き物に触れられるコーナーがいくつもあって ここも子どもたちにとても人気でした。 人気の生き物はもちろん珍しい生き物もたくさん。植物に囲われた白い楕円形に見える生き物は なんとサメの赤ちゃん。初めてみました。 中でも可愛くてお気に入りだったのが この Weedy Sea Dragon。ゆらゆらしている丸みのある葉状のヒレがたまらないっ。 結局今回は全てを見てまわる事ができなかったのですが 他にもペンギンやカメ、ラッコ、鮮やかな鳥なんかも住んでいるので かなり楽しめると思います。 アクアリウム・オブ・ザ・パシフィック Aquarium of the Pacific http://www.aquariumofpacific.org/ 100 Aquarium Way, Long Beach, CA 90802 TEL:(562) 590-3100 9:00a.m.-6:00p.m. daily
港の美しい景色を遠くに望むレインボーハーバー Rainbow Harbor
ロサンゼルス ロングビーチのダウンタウンからほど近い海辺にある『レインボーハーバー(Rainbow Harbor)』。近くには観覧車やアウトレットモール、映画館や大きな水族館もあって ロングビーチの観光の中心になっています。 ダウンタウンからPine Avn.を海の方へ下ってくると まずピアがあります。この辺りは「Pasport」と呼ばれる無料のシャトルバスが30分おきに通っているので それに乗って近くまでくる事もできます。ピアへはこのゲートが目印。 レインボーハーバーはそんなに広くはないですが このピアを中心に左右にボートをつけるドッグが並んでいて 東の端には「ショアライン ビレッジ(Shoreline Village)」西の端には「ショアライン アクアティック パーク(Shoreline Aquatic Park)」があります。 まずはショアライン ビレッジの方へ 係留されているボートを横目に歩いていきます。 ボートの向こうに見えるカラフルなショップ群が「ショアライン ビレッジ(Shoreline Village)」。屋根はどれも燕脂で 鮮やかな青や黄、ピンクの壁がポップでとても可愛い。 並んでいるショップはお土産物屋やストラン、おしゃれな帽子屋やアイスクリーム屋など。周辺には眺めの良いシーフードレストランなんかもあるので のんびり過ごしたい日には最高の場所です。 ショアライン ビレッジを抜けると 海風が気持ちいサイクリングロードが続いています。 途中ベンチが設置してあるので そこに座って海と対岸に係留されている「クイーンメリー号(The Queen Mary)」を眺めるなんていうのもよいです。 ちなみに「クイーンメリー号(The Queen Mary)」は既に退役したイギリスの豪華客船で 今はホテルや博物館として使用されていて ここへも無料のシャトルバスPasportで行く事ができます。やっぱり間近で見ると大きくてすごい迫力!船内を見学できるツアーがいくつかあって 幽霊船として知られるストーリーが聞けるツアーなんかもありました。 ■The Queen Mary チケット購入:https://tickets.queenmary.com/ そんなクイーンメリー号の横には ロシア製の潜水艦「スコーピオン(B-427 Scorpion)」も展示停泊しています。なんと中へも入れたようなんですが 残念ながら訪れた時はメンテナンス中で入れませんでした。本当に残念…。 次は対岸の「ショアライン アクアティック パーク(Shoreline Aquatic Park)」へ。公園の小高い丘の上には灯台が建っていて とにかく空の青に芝生の緑 それに灯台の白い壁のコントラストが美しい。 灯台の他にはヤシの木が綺麗に並んでいるだけですが 広々として落ち着く場所です。読書やお昼寝をしたり 芝生の斜面では子どもたちが転がっていて とても気持ち良さそうでした。 日頃何かしていないとどこか焦る気持ちがでてくるけど こういう場所にいるとそういった事もどこかへふきとんで 心から安らいでいる気持ちになるから不思議です。 ◇レインボーハーバー Rainbow Harbor 200 B Aquarium Way, Long Beach, CA 90802 (562) 570-8636
開放的でゆったり過ごせるロングビーチ Long Beach
ロサンゼルスから車で30分程の場所にある『ロングビーチ(Long Beach)』。今回はロサンゼルスからメトロレールで向かいました。地下鉄といってもほとんどの区間は地上を走っているので 車より時間はかかりますが外の景色を見ながら移動ができます。それにメトロレールは基本1回の乗車が1.75$なので 乗り換え不要であればロサンゼルスからロングビーチまで たったの1.75$で行くことができます。 メトロレール Blue lineの終点駅 ロングビーチダウンタウン(Long Beach DownTown)で降りると そこから市内を走るバスに乗り換えます。 とても便利だったのがバス停やバスの中に置いてある 全ての路線図と時刻表がのった冊子。コンパクトで主要な観光地の名前ものっているので ロングビーチに滞在中は この冊子を持ってバスでいろいろな所へ行きました。 Source:LONG BEACH TRANSIT http://lbtransit.com/ ロングビーチは市名なのですが 名前のとおりどこまでも続くビーチがとても美しいです。せっかくなのでさっそくビーチを散歩。 ビーチにはビーチバレーのコートやサイクリングロードがあり ローラースケートやスケートボードを楽しんでいる人なんかもいました。ちなみに海側がサイクリング用で 街側が歩行者用の道になっています。砂浜を長距離歩くのは結構体力がいりますが ここなら楽々。 海の上 遠くに見えるのは「Island Grissom」という人口のオイル島。一見マンションのように見える建物も採掘装置などだとか。ここは油田のおかげで 港湾都市として発展したという歴史もあるようです。 それからビーチ沿いの建物で目を引いたのは このお城のような建物「ヴィラ・リヴィエラ(Villa Riviera)」。1929年に完成した16階建てのアパートメントホテルだそうです。 正面からみると尖った屋根の塔を中心に左右対称になっていて 緑色の酸化銅の屋根がいい雰囲気をだしています。夜になるとライトに照らされたこの屋根が暗闇に浮かび上がって さらに魅惑的でした。 ビーチからの帰り道 住宅街の歩道で木から木へ走っていくリスを見かけました。 ロングビーチはどこもゆったり開放的な雰囲気で 自然があふれていて すっかり癒されてしまいました。 ロングビーチ Long Beach
ピアを中心に旅行者に人気のサンタモニカ・ビーチ Santa Monica State Beach
ロサンゼルスのビーチシティといえば やはり『サンタモニカ(Santa Monica)』。1年のうち320日以上が晴天といわれているだけあって この日も最高の天気でした。ヤシの木が並ぶビーチ沿いの道を海を見ながらのんびり歩いたり 芝生にベンチなんかもあるので座って海を眺めたり。 ロサンゼルスの街中を走っている乗り降り自由の観光バス「ポップ・オン・ポップ・オフ(Hop-on, Hop-off)』のチケットオフィス(全3ヶ所)がサンタモニカ・ピアにはあるので ここから観光スタートというのもよいと思います。 Source:http://www.starlinetours.com/ ビーチ沿いのエリアにはショッピングモール「サンタモニカ・プレイス(Santa Monica Place)」や 歩行者天国になっている「サード・ストリート・プロムナード(Third Street Promenade)」など ショッピングが楽しめる場所がたくさんあります。 そして他には子どもも楽しめる「サンタモニカ・ピア(Santa Monica Pier)」。木造の桟橋で1909年に造られたそうです。 ピアへはこちらのゲートが目印で ここから緩やかに続く坂をくだっていきます。 まずゲートのそばにあるのがサンタモニカピア水族館 (Santa Monica Pier Aquarium)、メリーゴーランド その先にはレストランやショップがずらっと並んでいて ゲームセンターなんかもありました。 桟橋の入り口付近に立っているルート66(Route 66)の標識。ルート66はアメリカ最初のハイウェイで シカゴからアメリカを横断するようにのびていて「End of the trail」と書かれた標識のあるこの場所が西端。映画やファッションアイテムなんかでもよく目にするルート66。思い浮かぶのは古きよき時代のアメリカというイメージです。 そして海に突き出る部分にあるのが「パシピック・パーク(Pacific Park)」という遊園地。少し小さめですが観覧車やコースターがあって 他にもバイキングなど様々なアトラクションもあり 海の上とは思えないほど充実していました。 こちらは桟橋の上で見つけた「JAPADOG」の屋台。名前の通り日本風のトッピングをしたホットドッグのお店。お店のサイトをみるとカナダのお店らしく カナダ以外ではロサンゼルスのダウンタウンとサンタモニカ・ピアでしか売られていないみたいです。 Cartに貼られている人気No.1商品は「KUROBUTA TERIMAYO」で No.2は「OKONOMI」。SPECIALTYのメニューは全部で20種類でどれも美味しそう。 Source:http://www.japadog.com/ こういった観光地ではよく似顔絵アーティストを見かけたりしますが この方は粘土で顔を作ってくれるみたいです。しばらく制作している様子を見ていましたが とっても細かい!他の観光客の方も興味深々。手のひらサイズなので記念のお土産にはいいですね。 のんびり歩いていたらあっというまに夕暮れで やはり夕暮れ時の海は素敵です。 ◇サンタ・モニカ・ステート・ビーチ Santa Monica State Beach http://www.smgov.net/portals/beach/