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  • 全面ステンドグラスで覆われたセント・チャペル Sainte Chapelle

    全面ステンドグラスで覆われたセント・チャペル Sainte Chapelle

    パリ シテ島にある「聖なる礼拝堂」という意味をもつ『セント・チャペル』。入り口をはいってすぐにある階段をのぼって2階へ。 いきなり全面を覆うステンドグラスに圧倒されました。とても天気が良い日で 外からの光でステンドグラスがとても美しかったです。このステンドグラス パリ最古のものだそうです。 1階は2階とは違った雰囲気で 壁面は百合の紋章が描かれており 薄暗い中光に照らされて浮き出た金色のアーチがとても印象的でした。 セント・チャペル Sainte Chapelle  8 Boulevard du Palais, 75001 Paris, France  TEL:+33 1 53 40 60 80  

  • 観劇しなくてもぜひ訪れたい オペラ座の怪人を生んだガルニエ宮 Palais Garnier

    観劇しなくてもぜひ訪れたい オペラ座の怪人を生んだガルニエ宮 Palais Garnier

    フランス パリにある歌劇場。”オペラ座” と呼ばれている「ガルニエ宮」。オペラやバレエなどの観劇の際は正面入り口から入るのですが 見学する場合は建物横(右翼廊)にある入り口から中へ。 正面入り口の中はこんな感じ。いきなり美しい彫刻がずらっと並んでいます。 こちらは中央の大階段へ向かう途中。壁から柱、天井といたるところに施された彫刻に 入った瞬間からずっと感動しっぱなしです。灯り1つ1つも豪奢で光がとても美しいです。  そして大階段上の天井。吹き抜けの先にある天窓を囲う様に描かれた壮大な天井絵。 オペラ座へは観劇ではなく見学で入ったのですが バルコン(バルコニー)が1室開放されており 舞台を見ることができました。バルコンから覗き込んだ瞬間空間の雰囲気にのみ込まれます。客席がロココスタイルの人で埋め尽くされている景色を想像してしまいました。 シャガール(Marc Chagal)の天井画と『オペラ座の怪人』で有名なシャンデリア。画を囲う装飾と照明もあいまってとても素敵でした。真下から見上げたら圧倒されるでしょうね。 『オペラ座の怪人』の中で「…常に私のために空けておかれたい。…」とファントムから支配人宛ての手紙にあった 2階の奥にあるオペラ座の怪人の指定席 5番ボックス。中は解放されていないので 見ることができるのはこのプレートがかかった扉だけですが大興奮。 そして建物の正面に位置する回廊。大きなシャンデリアが並んでいます。横から日の光が差し込んでこれも美しいのですが 夜はまた違った雰囲気だと思うのでそちらも見てみたいです。 正面バルコニーから見るオペラ通りもとても素敵でした。ガルニエ宮は本当に不思議な不可解な事が起きても納得しそうな 魅力的な場所でした。他にも図書室や博物館、オペラの衣装なんかも展示されていて見所満載です。 ※昼公演やリハーサルなどで見学できないときもあるようなので 行かれる際はご注意を。 ガルニエ宮(オペラ座) Palais Garnier  http://www.operadeparis.fr/  8 Rue Scribe, 75009 Paris, France  TEL:+33 1 71 25 24 23  

  • 世界三大美術館の1つ ルーブル美術館 Louvre Museum

    世界三大美術館の1つ ルーブル美術館 Louvre Museum

    パリにきたら必ず訪れたい『ルーブル美術館』。広場中央のピラミッドが目印で ここから中へ入っていきます。 展示されている作品はもちろんですが 壁や天井の装飾がとても素敵です。部屋によって全くことなる雰囲気の天井も ぜひ見上げながら歩いていただきたいです。 夕暮れどき ルーブル美術館の中から見た景色も最高でした。 ルーヴル美術館 Louvre Museum  http://www.louvre.fr/  Palais Royal, Musée du Louvre, 75001 Paris, France  

  • 地元の人で賑わう商店街モントルグイユ Rue Montorgueil

    地元の人で賑わう商店街モントルグイユ Rue Montorgueil

    パリのモントルグイユ通り(Rue Montorgueil)には カフェや食料品店がずらっと並んでいます。いわゆる商店街。以前はこの近くに 中央卸売市場があったそうです。この近くにある アパルトマンを借りて滞在していたので ちょっとした食材は この通りのお店で購入していました。 ついつい買いたくなってしまう 見た目も可愛いフロマージュ屋さんにパン屋さん お惣菜屋さん。 全てが量り売りで購入できる 新鮮な野菜や 魚屋さん。 一緒に行った友人は 大きなバケットを小脇に抱えて この通りを闊歩していました。 モントルグイユ通り Rue Montorgueil  

  • 今と昔が混ざったような雰囲気の豫園商城 Yu Yuan Shang Cheng

    今と昔が混ざったような雰囲気の豫園商城 Yu Yuan Shang Cheng

    上海 豫園駅から少し歩いたところにある商店街 「豫園商城」。 電飾で縁取られた鮮やかな建物が並んでいます。時代を感じる建物なのに人口的な輝きがあって なんだか不思議な雰囲気でした。 左右にならぶ様々な商店を眺めつつ 夕食をとるために少し奥に入った場所にある『上海老城隍廟小吃廣場』へ。 ここはフードコートで 様々な料理が並んでいる中から好きなものを選んでいきます。種類が多いのでけっこう悩みましたが いろいろとっていたらこんな感じになりました。 少量ずつも選ぶことができるので 1人旅のときもよさそうです。 上海老城隍廟小吃廣場  上海市凝暉路68号  TEL:021-6355-7878 ◇豫園商城 Yu Yuan Shang Cheng  http://www.yuyuantm.com.cn/yuyuan/Jp/Index/  

  • 特有の糸飾りが美しい淀江傘 Yodoe-gasa (Yodoe Umbrella)

    特有の糸飾りが美しい淀江傘 Yodoe-gasa (Yodoe Umbrella)

    文政4年(1821年)に倉吉から淀江に来た倉吉屋周蔵が 傘屋を開いたことが始まりといわれている「淀江傘」。鳥取県米子市 市街地から少し離れた場所にある『和傘伝承館』へ 製造工程が見学できるということで行ってきました。 あまり広くはない部屋の中に作りかけの傘がいくつも並んでいます。見学用の部屋というわけではなく こちらで普段傘を作られているそうです。 小骨(柄の根元部分)に施された糸飾りがとても美しい「蛇の目傘」。本桔梗の糸飾りと呼ばれ 淀江傘独自の糸飾りだそうです。また傘の模様が 梅型(女)と亀甲型(男)の2種類があり この地には昔から両親が娘の末永い幸せを願い 蛇の目傘を持たせて嫁がせる習慣があったとか。ちなみに下の写真は梅型。 こちらは作りかけの「番傘」。淀江で一番多く作られていた傘で 傘の縁に黒い和紙を張ったこの番傘は「裾黒番傘」と呼ばれ 家紋や屋号を入れたりもするそうです。 和傘が完成するまでには竹切りから始まり70以上の工程があり その中に天日乾燥があります。天日乾燥は開いた傘の柄を砂浜にいくつも並べて突き刺し 乾燥させます。写真で見せていただきましたが その光景はまた趣がありました。 こちらは天日乾燥の際についた砂を刷毛で落としているところ。 和傘伝承館では和傘作りの体験もできるそうなので 次回はぜひ体験してみたいです。また購入(注文販売)もできるそうなので ご興味のある方はお問い合わせを。 和傘伝承館 Folklore Umbrella museum  http://www.city.yonago.lg.jp/12868.htm  鳥取県米子市淀江町淀江796  796 Yodoe, Yodoe, Yonago, Tottori  TEL:0859-56-6176  

  • 旅人を迎える小豆島の人々/瀬戸内国際芸術祭2013 Omotenashi – Setouchi Triennale

    旅人を迎える小豆島の人々/瀬戸内国際芸術祭2013 Omotenashi – Setouchi Triennale

    瀬戸内海の島々を舞台として開催されている『瀬戸内国際芸術際(Setouchi Triennale)』。作品を見るために小豆島を訪れたとき 島の方々から素敵なおもてなしを受けました。夏真っ盛りで連日気温が高く 陽射しもかなり強い日でした。 はじめは「猪鹿垣の島」という作品の展示会場で。暑い中島に訪れてくれた人々に少しでも何かしたいと 近所に住んでいる方が冷たいお茶と手作りのところてんを振舞っていました。この方はボランティアスタッフというわけでもないそうで それでも来られる日は毎日ここで旅行者を迎えているそうです。 次は「Umaki Camp」で。ここでは冷たいお茶と庭で育てているという野菜をいただきました。もちろんお金はここでも払っていません。野菜を食べるための爪楊枝も手作りの袋に入れられていて 地元の人たちの心遣いにとても幸せな気持ちになります。 小豆島は「八十八ヵ所霊場」があり 昔からお遍路に訪れる人たちを親切に迎えていた おもてなしの心が今でも受け継がれているのかもしれません。 瀬戸内国際芸術祭2013 ART SETOUCHI  http://setouchi-artfest.jp/    

  • 1日2回海の中からあらわれる砂の道 エンジェルロード Angel Road

    1日2回海の中からあらわれる砂の道 エンジェルロード Angel Road

    小豆島 弁天島から余島に続く道『エンジェルロード(天使の散歩道)』。潮の満ち引きにより道があらわれたり消えたりします。訪れたときは道が完全にあらわれる前でした。1日2回の干潮時に道があらわれ 大切な人と手をつないで歩いて島を渡ることができたら 幸せになれるというジンクスがあるそうです。 すぐそばにあるエンジェルロードを見渡せる「約束の丘展望台」には幸せの鐘があり 願い事が書かれたたくさんの貝殻や絵馬が結ばれていました。 小豆島国際ホテル Shodoshima International Hotel  http://www.shodoshima-kh.jp/angel/  小豆島国際ホテルのHPで エンジェルロードがあらわれる干潮時間を調べることができます。

  • アート工房ベンガル島 / 瀬戸内国際芸術祭2013 Bengal Island @Setouchi Triennale

    アート工房ベンガル島 / 瀬戸内国際芸術祭2013 Bengal Island @Setouchi Triennale

    Source:https://www.facebook.com/bengalisland/ 「瀬戸内国際芸術祭」で東の7島を巡る際に拠点の1つとなる香川県高松港。その高松港のアート広場でバングラデシュの職人や芸術家たちによって作りだされていた「アート工房-ベンガル島-」。バングラデシュの首都ダッカの市場の様子をみせていたバングラデシュ・ファクトリーでは 様々な工芸品やアートを見ることができました。 会場で最初に目にしたのは一面を鮮やかな色彩でペイントされた大きなバス。男性がタイヤ横に湖の絵を描いているところで いたるところで表現されているグラデーションがとても特徴的でした。 会場では職人さんが様々なものを作っているので 見ていてあきることがありません。こちらは赤紫色のイグサのようなもので敷物を織っているところ。細かい絵柄を器用に織っていきます。おそらくシタール・パティとよばれる敷織物。 その先では太さの違ういくつかの竹に糸をかけて 鮮やかなオレンジ色の布が織られていました。 インド東部に位置し世界の中でも人口密度が高いバングラデシュ。バングラデシュと聞いてまず思い浮かべたのは 屋根の上にまでぎゅうぎゅうに人々が乗った電車の風景。そして繊維産業が盛んだということ。アート広場には手織物の他に刺繍の工房もありました。刺繍布のことをベンガル語で「ノクシタカ」といい モチーフにはベンガル地方の女性を取り巻く世界が用いられているそうです。 他には貝細工や柔らかい木材で作られた装飾品などもありました。 できたてほやほやに見えたのは粘土人形。モチーフはおそらくベンガルトラの親子やカメで どれもなんだかほっこりしてしまうフォルムです。 バングラデシュの人の手にかかれば自転車(リキシャ)もこんなに鮮やかに。見ているだけで楽しくなる色彩で溢れていて バングラデシュの市場にでかけてみたくなりました。 瀬戸内国際芸術祭2013 ART SETOUCHI  http://setouchi-artfest.jp/    

  • 桃太郎伝説が残る女木島 / 瀬戸内国際芸術祭2013 Megijima – Setouchi Triennale

    桃太郎伝説が残る女木島 / 瀬戸内国際芸術祭2013 Megijima – Setouchi Triennale

    「瀬戸内国際芸術祭」で男木島の次に訪れた島『女木島』。高松港からフェリーで20分ほどの場所にあります。島に到着して最初に迎えてくれるのは 防潮堤の上にずらりと並んだカモメたち。「カモメの駐車場」という作品で 風をうけてみんな同じ方向にくるくる回ります。カモメの側には大きなモアイ像。モアイ像は芸術祭とは関係なく以前島に寄贈されたものらしいのですがすごい存在感です。 モアイ像の隣にはこの青い空と海の風景にとてもあう グランドピアノをモチーフとした作品。訪れる前に見た写真では真っ白な帆がピンと張っていたのですが 航海でもまれた雰囲気のある今の方が好みでした。 ▽『20世紀の回想(20th Century Recall)』 港からバスに乗って向かったのは島の中央にある洞窟。この島には昔鬼がすんでいたと伝えられており 別名「鬼ヶ島」とも呼ばれているそうで 昭和6年に発見されたというこの大きな洞窟は「鬼ヶ島大洞窟」と名付けられています。洞窟の入口は狭く ここを覗くだけでなんだか冒険心をくすぐられます。 洞窟の中はとても広い空間になっており こちらで見られる作品は2つ。 香川県内の中学生が作成したという様々な表情をしたたくさんの鬼瓦。 ▽『オニノコ 瓦プロジェクト』 ▽『カタツムリの奇跡』 島にいくつかある作品の中で好きだったのが こちらの納屋の中につくられた作品。土壁がところどころ崩れ落ちた納屋の中にいるということを忘れる不思議な作品でした。 無数のミラーガラスによって隔たれた空間は立つ場所によって少しずつ雰囲気が異なり きっと見る時間によっても違う光の空間をみることができると思います。 ▽『均衡(Equipoise)』 島に滞在できる時間もあっというまに終わり 港に戻って帰りの船がくるのを待ちます。船が到着するまでの間にみる景色は余計に寂しく感じるけれど こういう島の風景もたまらない。 瀬戸内国際芸術祭2013 ART SETOUCHI http://setouchi-artfest.jp/

  • 借耕牛の島 男木島 / 瀬戸内国際芸術祭2013 Ogijima – Setouchi Triennale

    借耕牛の島 男木島 / 瀬戸内国際芸術祭2013 Ogijima – Setouchi Triennale

    「瀬戸内国際芸術祭」で最初に訪れた島『男木島』。昔は船に牛を乗せて海を渡り 牛を貸し出す借耕牛の習慣があったそうです。男木島は高松港から船で40分程。港に近づくにつれ 山の斜面に家々が建っている様子が見えてきます。 船を降りて最初に目にするアートが案内所となっている『男木島の魂(Ogijima’s Soul)』 港をでてゆっくり坂道を歩きながら展示場所を巡ります。屋外にもアート作品が展示されており 少し歩くと様々な作品と出会うことができます。男木島で出会った作品を一部紹介します。 ▽at『漆の家(Maison de Urushi)』 ▽at『男木島 路地壁画プロジェクト(wallalley)』 ▽at『SEA VINE』 ▽『記憶のボトル(Memory Bottle)』 ▽Kaleidoscope? ▽『時の廊下(Corridor of Time)』 島にはとてもゆっくりとした時間が流れていて 次の展示場所へ向かう坂の途中で見た景色が最高でした。 瀬戸内国際芸術祭2013 ART SETOUCHI http://setouchi-artfest.jp/

  • 遠くからでも目を惹くラッピングのアラーキー列車 / 瀬戸内国際芸術祭2013 Arttrain Araki – Setouchi Triennale

    遠くからでも目を惹くラッピングのアラーキー列車 / 瀬戸内国際芸術祭2013 Arttrain Araki – Setouchi Triennale

    3年に1度 瀬戸内の島々で開催される「瀬戸内国際芸術祭」。 2013は「アートと島を巡る瀬戸内海の四季」と題して 春 夏 秋 3会期 総計108日間開催されています。 まず最初に見に行った1つめの作品は 荒木経惟さんがデザインされたフルラッピングの『アラーキー列車』。JR予讃線と土讃線の高松駅~観音寺駅・琴平駅間を運行しているのですが 今回は高松駅で停車しているところを見に行きました。 黒の中に赤や紫の花 人形が浮かんでいて強烈です。間近で見ると思っていた以上に迫力がありました。 「瀬戸内国際芸術祭」は作品が離れた場所に展示されており 島々を移動できる船も限られているため 公式ガイドブックや公式アプリがとても役立ちました。 瀬戸内国際芸術祭2013 ART SETOUCHI http://setouchi-artfest.jp/