瀬戸内海の島々を舞台として開催されている『瀬戸内国際芸術際(Setouchi Triennale)』。作品を見るために小豆島を訪れたとき 島の方々から素敵なおもてなしを受けました。夏真っ盛りで連日気温が高く 陽射しもかなり強い日でした。
はじめは「猪鹿垣の島」という作品の展示会場で。暑い中島に訪れてくれた人々に少しでも何かしたいと 近所に住んでいる方が冷たいお茶と手作りのところてんを振舞っていました。この方はボランティアスタッフというわけでもないそうで それでも来られる日は毎日ここで旅行者を迎えているそうです。
次は「Umaki Camp」で。ここでは冷たいお茶と庭で育てているという野菜をいただきました。もちろんお金はここでも払っていません。野菜を食べるための爪楊枝も手作りの袋に入れられていて 地元の人たちの心遣いにとても幸せな気持ちになります。
小豆島は「八十八ヵ所霊場」があり 昔からお遍路に訪れる人たちを親切に迎えていた おもてなしの心が今でも受け継がれているのかもしれません。