東京メトロ三越前駅から徒歩2分の場所にある「江戸桜通り(Edo Sakura Street)」。今年はどこへ桜を見に行こうと悩めるほどに この季節は様々な場所で桜が花を咲かせています。この日は目的地の日本橋まで少し遠回りをして 茅場町駅から東京駅まで桜並木が続く「さくら通り」を歩き 日銀通りと交差する「江戸桜通り」へ。どちらも “桜(さくら)” の名のつく通り。
一番の見頃の時期は過ぎ 強い風が吹くと一気に舞うソメイヨシノの花びらは地面に積もる様も趣があって 散ってもなお楽しませてくれています。
江戸桜通りの西側には 三井本館、三越本店、日本銀行本店 と重厚な近代建築が並んでいます。現在の建物は昭和10年(1935年)に完成したという「三越本店(Nihombashi Mitsukoshi)」を江戸桜通りからみたところ。
手前の建物が明治29年(1896年)に竣工した「日本銀行(Bank of Japan)」。そして奥の高層ビルが平成17年(2005年)に竣工した「日本橋三井タワー(Nihonbashi Mitsui Tower)」。この桜も2005年の歩道整備にあわせて植えられたものなんだそう。いつの時代の建物にも桜の花は似合っています。
◇江戸桜通り Edo Sakura Street