丘の上にある複合寺院ビンドゥバシニ寺院 Bindyabasini Mandir

Bindyabasini Mandir

ネパール ポカラで一番大きなヒンドゥー寺院『ビンドゥバシニ寺院(Bindyabasini Mandir)』。丘の上に建っており 階段を少しのぼった先にあります。

階段をのぼって最初に目につくのが 祠の中にある真っ赤に染まった石像。ペンキを上からかけたのかと思う程ですが これは赤い粉を水でといたもので 街や寺院のいたるところでみることができます。この赤い粉をお祈りの後おでこにつけるのですが この赤い印を「ティカ(Tika)」というそうです。備えられている花は 寺院へ続く階段の手前のお店で売られていました。

Bindyabasini Mandir

訪れたときはお祭りの前ということで 装飾の準備がすすめられていました。この頭上の幕もお祭りのためのものだそうです。奥のレンガの建物は神様が祭られているお堂で 少年の僧侶もいました。

Bindyabasini Mandir

敷地の中央にあるヒンドゥー教の女神 ドゥルガー像が祀られた白い祠。周りの赤い棒はおそらくお祭りために建てられたもの。ここでは毎朝 鶏や山羊が生け贄としてささげられているそうです。生け贄ときくと非日常のような気がしますが ここではそれが日常です。

Bindyabasini Mandir

Bindyabasini Mandir

こちらは結婚式のときに使用する場所なんだとか。

Bindyabasini Mandir

部屋の中央には四角い炉があります。結婚式のときにはここで火を焚いて まわりには華やかなお供え物なんかが並べられるのでしょうか。

Bindyabasini Mandir

こちらは先ほどの真っ白な祠とはまた違った雰囲気です。晴れた日にはここからとてもきれいな景色が見えるそうなのですが この日は雲が多くて遠くの山までは見る事ができませんでした。

Bindyabasini Mandir

ここは静かで広々としていて カトマンドゥの寺院とは違い緑が多くとても穏やかでした。また 生け贄の血、お祭りの装飾、赤く染まった神像と とにかく赤のパワーを強く感じました。

Bindyabasini Mandir

ビンドゥバシニ寺院 Bindyabasini Mandir