ネパール バクタプル ダルバール広場から細い小道でつながった『トウマディー広場(Taumadhi Square)』。広場の周りにはとても時代を感じさせる建物がならんでおり 褪せたレンガの赤色と濃いこげ茶色の木材 隙間からのぞく緑がなんともいえない雰囲気をつくりだしています。
広場にある寺院の1つが「バイラブナート寺院(Bhairavnath Mandir)」。
寺院の横には大きな木材が。これは分解された山車なんだそうです。お祭りのときにはこれらを組み立てて使用するのだとか。
その左側にあるのがひときは目立つ5層の屋根をもった「ニャタポラ寺院(Nyatapola Mandir)」。カトマンドゥ盆地にある寺院の中では最も高いそうです。下から見上げた姿は圧巻です。石段の両側には5対の守護神がいます。それぞれ下の動物の10倍の力をもっているとされているそうです。
寺院の石段は少し急ですがどれも上まであがる事ができます。中へはヒンドゥー教徒しか入れない場合が多いですが 外側の回廊はぐるっと歩いてまわることができます。寺院に施された緻密な彫刻を間近で見ることができるので 時間があればぜひ上っていただきたいです。
こちらはニャタポラ寺院の上から見たバイラブナート寺院。
寺院装飾で特に目を惹くのが 扉の上にある「トーラナ」とよばれる半円形の板。前方に傾いていて その寺院に祀られている神や仏の姿が彫られています。こちらはニャタポラ寺院のもの。独特の色合いをしていて 緻密でとても美しかったです。