ロングビーチ ダウンタウンから海岸沿いの道をまっすぐ東にいったところにある『ネイプルズ島(Naples Island)』。バスだと121番線で30分弱。人口の湾の中につくられた島です。
島には丸く運河が通っていて これは運河にかかる橋とともにベネチアに似せて造られたそうです。島の名前がイタリアの都市名「ナポリ(Naple)」となっていることからも イタリアをモチーフにしている事がわかります。建物自体はベネチアに似せて造られた訳ではなさそうですが どの家もとてもおしゃれ。
最初に向かった運河の中心(島の中心)は 運河と同様丸い公園になっていて 海の生き物をモチーフにした装飾が施された大きな噴水がありました。
噴水のまわりは青々とした芝生で 大きな木もあって見晴らしもよく 落ち着いたとても良い雰囲気。
庭に植えられた木や花は綺麗に手入れされていて 道にゴミなんてもちろん落ちていないし 少し歩いてみるだけで街の隅々にまで手入れが行き届いていることがわかります。
それからコロネード・カナル(Colonnade Canal)という公園から海へまっすぐ続く道を通って 海が見渡せる場所へ。
海辺に建っている家はどの家にも立派なボートがあって 湾の中なので波もなくとても穏やか。そしてとにかくどこを見ても最高の景色!
この島は建設当時「南カリフォルニアのドリームランド」と呼ばれていたそうなのですが まさにその通りだなと思える街です。道につけられた名前まで夢がありました「トレジャーアイランド(Treasure Island)」。他にもイタリアにちなんだ名前が付けられていて「ナポリタン・レーン(Neapolitan Ln)」や「ベネチア・ドライブ(Venetia Dr)」「ジェノバ・ウォーク(Geneva Walk)」という道もありました。
島の中を散策した後は 近くで「Hydrobike」と呼ばれる水上自転車をレンタルして 水上からもネイプルズ島を見てみることにしました。
ベネチアに似せて造られたという運河と橋も 水上から見るとこんな感じ。運河に沿って家が建てられ それぞれの家の庭から直接係留されたボートやゴンドラに乗れるようになっています。
途中パドルボートを楽しんでいる少年とすれ違いました。隣を泳いでいた犬が少年のボートに乗る様子はまるで映画みたいで ますます夢の島を実感しました。