新しさの中に昔ながらを発見できる招き猫で溢れた世田谷線 Setagaya Line

三軒茶屋駅から下高井戸駅までの5kmを繋ぐ東急世田谷線。沿線ぞいに行きたいお店があり せっかくなので少し周辺を散策してみることに。出発駅の世田谷線三軒茶屋駅はアーチ状の屋根にレンガの壁、丸いライトと少しレトロな造り。きっと何度か電車を乗り降りするだろうと三軒茶屋駅の窓口で1日乗車券「世田谷線散策きっぷ」を購入しました。可愛い切符だななんて思っていたら 切符と一緒にいただいた記念カードで「玉電110周年記念キャンペーン」中だということを知りました。通称玉電こと玉川線は世田谷線と名を改める前の鉄道。この乗車券も12月14日に発売開始されたばかりの期間限定デザイン切符で 売り切れ次第販売終了なのだそう。

Source:https://tamaden110.jp/

切符購入時に一緒にいただいた正方形の記念カードは 変わった切り込みが入っていて最初見方がわからなかったのですが ネバーエンディングカードという仕掛けのあるカードでした。中心に入ったスリットから上下左右に順に開いていくと次々に絵柄が変わり 全4ページを開き終わると最初のページにもどるというもの。歴代の車両や当時の路線図なんかが載っていて 電車ファンではなくても興奮します。

▼玉電110周年記念 ネバーエンディングカード全4頁

三軒茶屋駅を出発して気になった駅で降り周辺を散策するという 気ままなぶらり散歩。世田谷線は駅間がどこも1km未満で駅によってはホームから隣の駅のホームが見えます。日中は6分間隔で電車が走っているので 時刻表を気にせず利用できるのもよいです。

この日3度目くらいの乗車で乗れたのは 招き猫の絵でラッピングされた「幸福の招き猫電車」。吊り手も可愛く招き猫型。こちらも2018年3月末までの期間限定で運行中とのこと。

特に松陰神社前駅周辺にはおしゃれなカフェや雑貨屋なんかが並んでいましたが 気になってついつい写真に撮ってしまうのは昔からある懐かしいモノたち。最近あまり見ない町内会の掲示板や新聞の自動販売機。

新しいお店に変わっても掲げられたままのサビの浮いた看板。いい味だしています。

ネオンサインになぜか惹かれた喫茶&BAR。

せっかくなので今回のキャンペーンマスコットになっている豪徳寺の招き猫を見ようと向かった最寄駅の宮の坂駅で見つけたのは 1990年に営業を中止したという車両。中に入れるようになっていて 板張りの床で懐かしさを感じるデザインに興奮。

運転席や昔の表記もおもしろい。

最後に招き猫発祥の地といわれる「豪徳寺(Gotokuji Temple)」へ。

広い境内は冬独特の雰囲気。

たくさんの「招福猫児(まねぎねこ)」が奉納されているのは 招福観音が祀られている「招猫殿」の横。隙間なく並んだ大小様々な招き猫たちの多さに圧倒されますが ここに返納されているということはこれだけ多くの願いが叶えられたということ。みんなの幸福にあやかって たくさんの福を招けますように。