夏の緑と青と幻想を1日かけて楽しむ岡山後楽園 Korakuen Garden

岡山県 岡山駅から路面電車に乗って3駅 旭川を挟んで両岸に見えるのが『岡山城』と『後楽園』。まずは岡山城の天守閣をめざして 緑に囲まれた石垣を眺めながら本段へ向かいました。この日は天気がよく気温30度を超す真夏日で 木々がつくる日陰が本当にありがたい。

少し登った先に建物全体を現した 真っ黒な外壁で覆われたその見た目から「烏城(うじょう)」とも呼ばれる岡山城。取り壊しや焼失などで今見ているものは昭和後期に再建されたものとのことですが とても美しい眺め。黒い本体に金色に輝いた鯱瓦がとても目立っていますが 黒く艶めく鯱瓦も似合いそうだななどと考えながらしげしげと。

城の中を順に見学し 城の中にある茶屋で休憩。いただいたのは人気だというご当地のフルーツを使用したお城パフェ。暑くて体力を消耗した体には最高です。

一休みした後は旭川にかかる月見橋を渡って城の向かいにある後楽園へ。後楽園は岡山藩主の休息の場として造られた庭園で 中心にある大きな池を回遊しながら鑑賞する回遊式庭園。庭園からは岡山城を借景とした素晴らしい眺めがのぞめます。

月見橋から通じる入口は正門から少し離れた南門。南門から入って時計周りに進むと「花葉の池」があり 大きなハスの葉の中にところどころ白い花が咲いていました。

池にかかった稲妻のような形をした橋を渡った先には 茶会を催すという平屋建ての「茂松庵」。木々に囲まれてとても趣があります。

園路をもどると「涼の小路」と名づけられた風鈴のオフジェがあり 地元の小学生が絵付けしたという吊り下げられた風鈴がたくさん。この時強く吹いた風で一斉に音を響かせていました。

正門のすぐ近くには「延養亭」。庭園内の建物はどれも趣があり落ち着いた佇まいで美しい。戦災に遭い再建した建物が多いとのことですが 庭に馴染んでとてもいい雰囲気。

さらに庭園をぐるっと周って中央の池を挟んで ちょうど南門の反対側「五十三次腰掛茶屋」からの眺め。ここに腰掛けると城を背にする形になるので 振り向くと見えるのがこの景色。

庭園の中央 小高い山になっている「唯心山」。上からの眺めはこんな感じ。

「唯心山」の横には休憩所として使われていた「流店」。建物の中央に水路が通っていて 水音を聞きながらみんなここで涼をとっています。

だんだん日が暮れてきて 楽しみにしていた時間が近づいてくる。通常は夕方には門が閉まってしまうのですが『幻想庭園』が開催されている期間は21:00頃までやっていて ライトアップされた庭園を見ることができるのです。そして今日は花火も打ち上がるということで とても楽しみにしてきました。

辺りが薄暗くなった頃 庭園内のライトアップが始まり昼間とは違った雰囲気に。

昼間大勢の人が休んで賑やかだった「流店」も 日が落ちて涼しくなった今は淡い光に照らされて落ち着いています。

池のほとり辺りに建つ小さな「寒翠細響軒」の中もこんな幻想的に。

せっかくなので幻想庭園の期間中だけ開かれている庭園ビアガーデン会場へ。ライトアップされたお城が見える芝生の広場には屋台が並び たくさんの人で賑わっています。手分けして屋台で食べ物と飲み物を購入し 花火の時間までまったりと。時間になり城の後ろに打ち上がる花火が最高だったことは言うまでもなく 素敵な夏の思い出になりました。

岡山後楽園 Okayama Korakuen Garden
 http://okayama-korakuen.jp/
 岡山県岡山市北区後楽園1-5
 Korakuen 1-5, Kita-ku, Okayama City, Okayama
 TEL:086-272-1148